- 「太陽光発電」を実質0円で買えるのは本当?
- なぜ、実質0円になるの?
- 本当に電気が売れるの?
✅この記事では、こういった疑問にお答えします。
約1年前から太陽光発電を自宅屋根に設置し
電気が売れています。
さきに結論から申しますと
実質0円になるのかは、
あなたの家の環境と条件によって変わってきます。
体験談をもとにわかりやすく書きました。
本当に実質0円で太陽光発電は購入できるのか。
わが家に実際につけて検証してみた
太陽光発電を設置しても家計には痛くもかゆくもない
太陽光発電をローンで購入しましたが
電気が売れることにより
なんと、月々の支出は結果的に下がりました。
設置した結果10月は6,000円のメリット
以下は2018年10月のデータです。
2018年10月は秋晴れに恵まれ、過去最高の売電結果。
損益を単純計算しますと、
- ー11,500円のローン支払い
- ー5,945円の電気料金(夜や、曇りの時は電気を買うため)
- +15,415円の売電利益
合計は、ー2,030円(2,030円の支出)です。
このように、15,415円も電気が売れ
ローンも相殺され
結果的に、月々の支出は2,030円になりました。
前年10月の電気代は8,000円でしたので
ソーラーを設置していない前年よりも、
約6,000円も支出が下がりました
冬でもシュミレーション以上の発電
もちろん、冬は発電量は少ないですが
冬でもシュミレーション以上の発電量
年間の支出は
ソーラー設置前より低くなっています。
👇こちらの記事で、冬、夏も含めた、年間データを公開しています。
発電環境と条件が重要な理由
実質0円になるかは、あなたの家の環境と条件が良ければ可能です。
なぜ、すべての家が実質0円にならないのかと言いますと
「屋根の形」「建っている場所や地域」「日照時間」など
家の環境によって変わるからです。
良い環境・条件とは
- 晴天率が高く日照時間が長い地域
- 家の周りに障害物がなく、日当たりが良い
- 屋根が南や東に向いている
- 屋根が大きい
悪い環境・条件とは
- 年間を通して天気が悪く、晴天率が低い地域
- ビルや木などに囲まれていて、日中太陽が当たらない家
- 屋根が北や西に向いている
- 屋根が複雑など、小さいなど
このように、太陽光発電に「向いている」「向いていない」という住宅があります。
しかし、実際にシュミレーションをしてみないと、本当の所はわからないので
まずは、無料で出来るので業者にシュミレーションしてもらうことをおススメします。
あなたの家は実質0円になるのか?
あなたの家が実質0円になるか調べるには、
信頼できる業者にシュミレーションしてもらうことが一番です。
シュミレーションをするには
「信頼できる施工販売店」にやってもらうことが重要。
わたしは「タイナビ」というサイトで
信頼できる、地元の業者を紹介してもらいました。
安く買う方法
実質0円にするには、当然安く買うことが前提です。
安く買うコツは、複数の業者に見積もりをたのむことですが、
自分で、地元の業者を探すのは大変。
しかし、【タイナビ】なら、無料で簡単に最大5社に一括見積をたのむことができます。
見積もりもシュミレーションも無料ですし、気に入らなかったら断るのも簡単なので、おすすめです。
➡【タイナビ公式サイト】無料で最大5社にかんたん一括見積もり
少しデメリット(気になる点)もあったのも事実です。➡【感想・口コミ】タイナビを使って太陽光発電を購入。良い所・悪い所 メリットとデメリットを詳しく解説しました。
・なぜ実質0円になるの?
本来なら、自宅の屋根にソーラーシステムをつけるとなると、およそ100万円~200万円はかかります。
15年ローンですと、およそ毎月6,000円~15,000円の支払いになります。
なぜ、それが実質0円になるかといいますと。
ソーラーシステムで作った電気を、電力会社に毎月売ることが出来るので、
購入額またはローン以上の売電が出来るからです。
知っている方も多いと思いますが、
電気を売ることを売電といいます。
ソーラーシステムで作った電気を電力会社に売ることで、約10年ほどで購入金額くらいの利益を得られる可能性があるのです。
わが家の実際のシュミレーション
実際にわたしの家のシュミレーションデータを見てみましょう。
これは、家の位置(緯度)、家の向き、屋根の勾配などを考慮して検出したシュミレーションです。
さらに、過去の気象庁のデータも使って算出されていますので、信頼性の高いものです。
(業者にシュミレーションを頼むと、メーカーにお願いしてくれます。)
シュミレーションによると、月の平均は約514kwh。
売電額が28円なので、月々14,906円の売電収入になります。
あくまでシュミレーションなので、天候によって、これ以上になる可能性も、これ以下になる可能性もありますが、おおそよの判断材料にはなります。
では太陽光発電を付けた場合どうなるのか?
分かりやすくまとめてみます
(※あくまで、私の家の場合です。あなたの家のシュミレーションは、違ったものになります。)
✔太陽光発電(ソーラーパネル)をつけた場合
- 毎月のローンがー11,000円(太陽光をローンで購入のため)
- 毎月の電気料金がー8,000円(月平均)
- 毎月の売電収入が+14,900円(月平均)
①~③を計算しますと、毎月の出費4,100円
年間で49,200円の支払い
10年間にすると49万円の支払い
✔太陽光発電(ソーラーシステム)をつけない場合
毎月の平均電気料金で8,000円の出費
年間で96,000円の支払い
10年間にすると96万円の支払い
このように、太陽光発電システムを屋根につけても、
売電利益でローンを相殺できるので、
なんと月々の支出は下がるのです。
10年間で、50万円近い節約ができるかもしれないのです。
ローン支払い後は、売電して得た利益はすべてもらえることになります。
しかし、10年後は売電単価が下がる可能性もありますし、
そもそも売電できなくなる可能性もあるとのことですが、心配はいりません。
売電するメリットがなくなったら、
発電した電気は、すべて家で消費してしまえば良いのです。
売電のメリットがなくなったら蓄電池を導入
今、太陽光発電システムを屋根につけた場合、
10年間は売電単価は固定になります。(30年現在は26円/kwh)
しかし、売電単価は、10年後どうなるかわからない状態です。
もし、売電単価が少し下がったとしても、ローンは今までの売電利益でほぼ支払えていると思うので、ローン完済後は、すべて利益になるのですが。
売電のメリットが無くなった場合は「蓄電池」を導入すると良いでしょう。
「蓄電池」をつければ、夜間でも自家発電した電気を自宅で使えるようになります。
具体的には、以下の場合、蓄電池を導入するのが良いでしょう。
- 売電単価が10円以下なったり、売電という制度自体が無くなってしまった場合
- 買う電気料金が高くなった場合
- 買う電気単価が、売電単価よりも高くなった場合
10年後には蓄電池も、安くて良いもが開発されているはずです!
メリットまとめ
- 停電しても電気が使える
- 昼間は自家発電で電気代がかからない
- 使わなかった電気は売れる
- 将来電気代が上がっても、自家発電でまかなえる。